Excelシートの最後のセルが消えない時の対応方法
Excelでは、シート編集している時に、一度書式設定や数値入力をした後、そのセルを削除したとしても、編集の履歴が残ってしまうようです。
それがシートの下部にあり、多くの行列を削除して最終行列にあった場合だと、endキーを押下すると、そのセルの位置に移動してします。
どのような状態?
次のように一度は数値入力したけれど、その後に消去したようなシーンです。
この動きが便利な時もあるのですが、逆に不便に感じてしまうこともあります。
行として、又は列として削除してしまえば、その状態は普通はクリアされてしまうのですが、どうしても位置情報が消えないことがあったりします。
この状態、まぁしかたないか! 編集済のシートに実害がなければよし!、と半ば諦めて放置したままにしがちですが、実は放置しないほうがいいデメリットがあるのです。
それは、シートを使用しているエリアが大きい状態だと、その分保存時のファイルサイズも大きくなってしまうこと、そして編集中に多くのワークメモリも消費してしまうのでExcelの動作が遅くなってしまう原因の一つにもなりかねません。
対応方法
今回はそんな時の対応方法についてです。
知ってしまえば至って簡単な方法なのですが、わからないとウザいと感じてしまう現象の回避策です。
さて、その方法とは?
1)Ctrl+Endで最終セルに移動する
2)不要な行や列を削除する
3)ここで一旦ファイル保存
4)閉じてから再度ファイルを開き直す
です。
ポイントは、行や列を削除した後、次の動作で一旦Excelファイル保存することです。
他の処理を絡めてしまうと状態は変わらないです。
これで、Excelファイルを開き直せば行や列の削除が正常に反映されていると思います。
ぜひ試してみてください。
あー、よかった! の一言が言えるといいですね。