日付や時間を示しているシリアル値

日付や時間を示しているシリアル値

excelでは、日付や時刻を、シリアル値という数値の値を使って処理しています。

え!? 何、シリアル値って?

という方は、シリアル値の動きを覚えておかれると、今後のexcel操作がとても面白くなってくることウケアイです!

windowsで使用するexcelでは、1900/1/1の日付を「1」として、1900/1/2は「2」にように、1日経過するごとに数値は1つづつ増えています。

そして、時刻は、小数部で表現されます。

 

そして、驚愕の事実が一つ。

excelでは、2つの日付システム、1900日付システムと1904日付システムがサポートされてきたのです。

そしてwindowsのexcelではすべてのバージョンにおいて、1900/1/1がシリアル値では「1」なのですが、実はMac版excelの一部では、1904/1/1がシリアル値では「1」なっています!

 

更に具体的にいうと、

Excel 2008 for Mac と以前のバージョンの Excel for Mac では、1904日付システムに基づいて日付が計算されています。

Excel 2016 for Mac および Excel for Mac 2011 では、1900日付システムが使用されています。

 

ですから、MacでExcel 2008 for Mac と以前のバージョンの Excel for Macを使用している方とファイル共有する機会がある時には、少し注意が必要かもしれませんね。

 

それにしても、どうしてMacでExcel 2008 for Mac と以前のバージョンの Excel for Macでは、1094日付システムを採用したのでしょうか???

不思議です。。。。